内容説明
時代の寵児が一転、獄中の人となってしまった堀江貴文。ここにひとつ謎が生まれる。彼は本当に主犯なのか、被害者なのか?続々と名前が挙げられる陰の支配者たち。マネックス、東京証券取引所などの失策と不備があいまって、「コトの真相」は今回も闇に葬り去られるのか?ライブドアショックを発生させた原因を追究する。
目次
1 ライブドアの犯した罪(ライブドアショックの引き金は何か?;ライブドアのビジネススキームのひとつ“時価総額最大化”の謎;IT企業ではなく投資会社としてのライブドア;ホリエモンは果たして主犯なのか、被害者なのか?)
2 ライブドアショックの真犯人(マネックスショックが市場に混乱を与えた余波;旧体質の東京証券取引所、その誤算と失策;会計監査制度や法整備の遅れが引き起こしたもの;ライブドア報道における地検とマスコミの責任;デイトレーダー中心市場の弊害と日本経済の未来)
著者等紹介
岩崎博充[イワサキヒロミツ]
1952年長野県生まれ。金融ジャーナリスト。雑誌編集者を経て独立。経済、金融、国際情勢などのテーマを中心に執筆。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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