内容説明
青春まっただ中。障がい青年の自分づくりを応援する、5領域による青年期教育と二重の移行支援。全国初の国立大学附属特別支援学校“附養カレッジ”の試み。くらし・労働・余暇・教養・研究ゼミ。「子どもから大人へ」「学校から社会へ」…実践&入門の書。
目次
はじめに 青年期は健常者のもの?
第1章 「附養カレッジ」の誕生
第2章 1年目のカリキュラムと題材配当
第3章 1年目「教養講座」の実践例―「新聞を読もう」など
第4章 2年目「教養」の実践例―「専攻科学生は子ども?それとも大人?」
第5章 3年目「教養」の実践例―「住みたい『家』で快適に暮らそう」
第6章 青年期の「自分づくり」を支援する授業とは
第7章 二重の移行支援の構築に向けて
補章 全国のユニークな試み
著者等紹介
渡部昭男[ワタナベアキオ]
1954年愛媛県生まれ。京都大学大学院教育学研究科(博士課程)修了。鳥取大学地域学部教授、人間発達研究所副所長、日本特別ニーズ教育学会理事、元鳥取大学附属養護学校校長。専門領域は特別ニーズ教育論、地域教育福祉論、教育学、教育行政学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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