内容説明
本書の特長は、ひとつには広告をする側(広告主)からの論理で書かれていることであり、2つめには最新の広告事情が書かれていること、そして3つめには分かりやすいことである。
目次
序章 広告とマーケティングの関係
第1章 広告業界に関する基礎知識
第2章 メディアと広告に関する基礎知識
第3章 広告計画立案の実務
第4章 プレゼンテーションの実務
第5章 これからの広告環境
著者等紹介
井徳正吾[イトクショウゴ]
1975年早稲田大学第一文学部心理学科卒業。同年4月博報堂入社。以来、マーケティングセクションで、大手企業のコミュニケーション戦略の立案や新製品開発業務、ブランドコンサルテーション業務などに従事。今でもロングセラーを続ける開発商品は多い。2003年12月、博報堂DYメディアパートナーズの設立と共に異動。メディアマーケティング局メディア情報開発部長
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Seiya Suzuki
1
広告業界に就職する場合に備えて予備知識を蓄えようと購入した。マーケティングの4Pやマイケルポーターの企業の4分類など、広告業界の内部構造だけではなく、そこを理解するために必要な関連知識まで丁寧に説明されていた。本書を読んで思ったのが、広告業界を理解するには広告の知識を詰め込めば良いと言うのではなくて、テレビやラジオなどのマスメディアの本質を知り尽くしたり、人間の行動を予測する繊細で的確な洞察力が必要だったり、関連する分野すべてに置いて知悉しなければならないのだと感じた。いつか再読する。2013/03/22