内容説明
平成１４年１０月以降の医療保険を中心とした社会保険制度の大幅改正（高額医療費の負担額の見直しや保険料の総報酬制の導入等）、平成１５年の雇用保険法の改正等を反映。人事・労務・経理などの実務担当者に不可欠な労働保険（労災保険・雇用保険）・社会保険（健康保険・厚生年金保険）の複雑な仕組みと手続きについて解説。豊富な書式見本とマニュアル的な本文解説で、面倒な思考をめぐらせることなく簡単に届出書式が作成できる。また、監督署の是正勧告等のイレギュラーな事例にも対応。労務管理の基本もコンパクトに解説し、労使間のトラブルを未然に防止できる部門必携マニュアル本になっている。
目次
第１章 労働・社会保険の概要（労働・社会保険のあらまし；適用事業所；被保険者の資格）
第２章 労働保険の実務（事業所に関する事務；従業員に関する事務；労災保険の保険給付；労働保険料）
第３章 社会保険の実務（事業所に関する事務；社会保険料；従業員に関する事務；健康保険の保険給付）
第４章 実践的労務管理（就業規則；賃金の原則；従業員の採用の注意点；退職と解雇の注意点；監督機関の調査と是正勧告への対応）
著者等紹介
河野順一［コウノジュンイチ］
社会教育評論家、社会保険労務士、行政書士、経営コンサルタント、江戸川労務管理事務所所長、全国青年社会保険労務士連絡協議会会長、全国企業連盟専務、ＮＰＯ法人個別労使紛争処理センター理事長。ミスター社労士の異名をもつ社労士界の風雲児。氏の社労士の地位向上に賭ける情熱は社労士界で知らない人はいない。社労士・行政書士の受験生の指導に従事するかたわら、河野順一の社労士開業塾はつとに有名である。その学習メソッドは他の追随を許さない独特のもので、社労士人気を高めた第一人者として多くの後進の指導にあたり、優秀な人材を輩出している。また、髪を振り乱して語る成功の秘訣は生保・損保をはじめ、多くの企業より高く評価されている。現在の司法制度に関する提言を行い、さまざまな機関紙上で論文を発表しているため、各省庁関係者とのパイプをもつ。最近では平成１０年社労士法改正の原動力となり、規制改革に関する社労士界のオピニオンリーダーを務めている。著書・論文等を多数出版、発表し、このため河野順一の熱狂的なファンが全国的に根を張っていて、情熱あふれる社会行動派社会保険労務士・行政書士としても広く知られている
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