越境学習入門―組織を強くする冒険人材の育て方

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越境学習入門―組織を強くする冒険人材の育て方

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  • サイズ A5判/ページ数 256p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784820729952
  • NDC分類 336.47
  • Cコード C2034

出版社内容情報

越境学習とは 〝冒険者?を育てる学習のメカニズムである

日本企業にはイノベーションが足りない、と言われるようになって久しい。
足りないイノベーションを求め、多くの企業で毎日のように会議が行われている。
だが、足りないのは、イノベーションではなく、〝冒険?なのではないだろうか。
「冒険だなんて、中二病じゃあるまいし…」と笑わずに聞いてほしい。

未知なる領域に足を入れ、思いもよらないような出会いをしたり、
これまでの常識が通じない世界で、自分の意外な能力に目覚めたり、
仲間と共に困難を乗り越える経験を通して、新たな智恵を授かったり、
広い世界を知ることで、自らの新たな使命に気づいたりする〝冒険?。
トラブルに巻き込まれて道に迷ったり、
リスクを取って挑戦してみたものの、大失敗したり、
想定外のことばかり起きる〝冒険?。
苦い現実と格闘し、泥沼を夢中で進んでいった先に見える新しい世界、新しい道、
新しい自分、なにか新しいものを手に入れる〝冒険〟。
ドキドキハラハラする…からこそ、ワクワクする〝冒険〟

日本企業に足りないのは、そんな〝冒険〟であり、
冒険する力を備えた〝冒険者たち〟ではないか。
そして、境界を超え、冒険に身を投じる力、冒険を楽しむ力、冒険し続ける力を持った
冒険者たちを育てるプロセスこそ越境学習なのではないか。
それが、働く人たちを対象とした越境学習の研究を通して、我々が見出した仮説だ。

本書は、企業がどうすれば〝冒険者たち〟を育て、
その力を企業が前進する力にできるのかを、
企業における越境学習の研究を通して著したものである。
ただし、〝冒険者たち〟と共に進む道は、これまで歩んできた道から外れ、
行く先も分からない道なき道になる…かもしれない。
そんな〝冒険者たち〟と共に自らも〝冒険者〟となる覚悟のある方にこそ、
この『越境学習入門』を勧めたい。?

越境学習の世界へようこそ

越境学習とは、個人にとって居心地のよい慣れた場所であるホームと、居心地が悪く慣れない場所だがその分刺激に満ちているアウェイとを往還する(行き来する)ことによる学びです。越境学習者は、アウェイで違和感を抱き、葛藤や無力感、もどかしさを味わいますが、それを乗り越えた結果、前提を疑い、不確実な状態に耐えられようになります。

つまり、越境学習とは冒険者を育てる学習のメカニズムなのです。

近年では、越境学習に多くの企業が注目していますが、そのプロセス、全体像は明らかになっていませんでした。

本書は、多くの越境学習者への詳細な調査に基づき、その全体像を解説し、企業と個人が越境学習を開始・実践する方法を詳細に提案します。

内容説明

越境とは、個人にとってのホームとアウェイの間にある境界を越えること越境学習は、個人だけでなく組織、コミュニティにも変化をもたらすもの。越境学習によって得られる「冒険する力」が、「新しいこと」「変革」を成し遂げるうえでの原動力になる!

目次

越境学習とは“冒険者”を育てる学習のメカニズムである
序章 ホームとアウェイを行き来する
第1章 越境学習とはなにか
第2章 なぜ今、越境学習なのか
第3章 越境学習でなにが起きているのか
第4章 「越境」人材を組織に活かす
第5章 ケーススタディ

著者等紹介

石山恒貴[イシヤマノブタカ]
法政大学大学院政策創造研究科教授。一橋大学社会学部卒業、産業能率大学大学院経営情報学研究科修士課程修了、法政大学大学院政策創造研究科博士後期課程修了、博士(政策学)。一橋大学卒業後、NEC、GE、米系ライフサイエンス会社を経て、現職。主な受章:2021年経営行動科学学会優秀研究賞(JAASアワード)、2018年人材育成学会論文賞など

伊達洋駆[ダテヨウク]
ビジネスリサーチラボ代表取締役。採用学研究所所長、一般社団法人日本採用力検定協会理事。神戸大学大学院経営学研究科博士前期課程修了、修士(経営学)。2009年にLLPビジネスリサーチラボ、2011年に株式会社ビジネスリサーチラボを創業。以降、組織・人事領域を中心に、民間企業を対象にした調査・コンサルティング事業を展開。研究知と実践知の両方を活用した「アカデミックリサーチ」をコンセプトに、ピープルアナリティクスやエンゲージメントサーベイのサービスを提供している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かんがく

11
来年度、異動になったので読んだ。色々な学説や事例が引用されているが、内容としてはタイトルから予想したものを超えてこなかった。まあ、これから越境学習を行う上での心構えはできたか。2023/03/21

エジー@中小企業診断士

7
越境学習とは“冒険者”を育てる学習のメカニズムである。本書ではホームとアウェイを往還する(行き来する)ことによる学びを越境学習と定義。イノベーション人材(冒険者)をOJTで育成する限界→変容的学習とそのきっかけとして危機的な「混乱するジレンマ」が新しい世界観による自己の再統合を促す。分かったつもりが述語主義へと陥る。越境学習は異質性の未認知に気付くことやポリフォニー(多声性)の重要性に気づかせる効果がある。多元的な自己。プロティアンキャリア、バウンダリーレスキャリア。戻ってきた越境学習者を受け入れる。2023/10/15

ニョンブーチョッパー

7
★★★★☆ 越境するだけでなく、越境して戻ってくることによって、より学びにつながるというのは新たな気づきでした。避けたいこととして「迫害」「風化」そして「活躍を過度に期待すること」が挙げられていて大きな納得感。2023/07/05

けろ

4
読みやすい本。越境学習は、越境前に焦点が当てられがちだけど実は越境後の逆カルチャーショックをどう受け入れるか、越境学習後の人材を組織としてどう捉えるかが大切だという話が書かれていた。自分としてはリアルなケーススタディがいちばん参考になったように思う。ただ、大企業→ベンチャーの視点が多くて、ベンチャー続きの転職まみれの自分には少し物足りなかった。しかし、自分の経験してきたことがプロセスとしてまとめられている点で、内省を進められたような気もする。人を巻き込むトルネード的な存在になっていきたい2022/12/01

難波猛

4
#読書 #人事実践科学会議 やセミナーでご教示を頂いている石山教授の新刊 ◆「越境学習」に関する理論と実例 ◆越境=複数の活動システム間の境界を越えることによる、ホームとアウェイの往還による学び ◆越境学習には二度の葛藤(越境中と越境後)が発生し、葛藤(認知的不協和)に耐える力が付く ◆学習効果には心理的アウェイ感と往還が必要(一方通行の異動や転職と違う) ◆有給/家庭/地域/趣味・学習ワーク(ポートフォリオワーカー) ◆組織社会化→脱社会化、自己と組織の価値観の俯瞰、越境先へのコミットメントが必要2022/03/26

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