出版社内容情報
2030年までに世界の人々が達成しなければならない17の目標と169のターゲットからなるSDGs(持続可能な開発目標)。「サステナブル」と一言でいっても、地球環境の話もあれば、人間の生活の話もあり、とても大きな話のような印象を持たれがちです。
しかし、SDGsを達成するためには、誰もが自分事として一人一人の身近な生活から考えていく必要があるのではないでしょうか。本書では、様々な子どもたちのエピソードをもとに、親子でSDGsについて話し合いながら学ぶことができます。難しい知識や目標の名前を覚えることよりも、子どもたちの身近なところから考えていけるように、11のショートストーリーを載せています。その中のワークに親子で取り組みながら、次の学びにつながる基礎力を身につけることができる一冊です。
内容説明
目をそむけないで、むきあいたい、大切なもんだい。おとな向け解説書(別冊)付き。
目次
第1章 ハルトの話―ぼくも地球の一部だって?
第2章 ヒメナの話―なぜ、お金もちと「ひんこん」の人がいるんだろう?
第3章 ユウマの話―このまま気温が上がりつづけたら
第4章 ミオの話―おたがいにやさしい気持ちをもって、はたらけたら
第5章 ケンの話―なんで子どもは勉強しなきゃいけないんだろう?
第6章 サクラの話―「見せかけのハッピー」なんていらないよ!
第7章 ショウタロウの話―なきたいのは、ぼくのほうだよ
第8章 メイの話―女の子がしあわせじゃない世界は、きっと男の子もしあわせじゃない
第9章 サントスの話―うちゅうから見ると、地球に国境はない
第10章 マリの話―社会がかわれば、「しょうがい」はなくなっていくのかな
第11章 アンの話―ゆたかさも問題も、地球で生きるみんなでわけあわなきゃ
著者等紹介
コール智子[コールトモコ]
ライター。大学で哲学を学んだ後、新聞記者、編集者を経て、フリーライターに。主に児童書の企画・編集・執筆、教育・民族音楽関係の取材に携わる
いとうみちろう[イトウミチロウ]
イラストレーター。主に絵本や児童書の分野で活動中。日本デザイナー学院講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。