中公新書ラクレ<br> 男子校の性教育2.0

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中公新書ラクレ
男子校の性教育2.0

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121508171
  • NDC分類 375.494
  • Cコード C1237

出版社内容情報

東大合格ランキングで上位を占める一方、「男尊女卑」「セクハラ体質」と批判され、「ホモソーシャル」の巣窟ともみなされがちな男子校。ただし全国に2%しか存在せず、その内実を知るひとは少ない。独自アンケートをふまえ、男子校で始まっている先駆的な「包括的性教育」をルポ。92%の高校が共学なのにいつまでも男女差別がなくならない日本社会の謎に迫る。これからの時代に重要なのは、グローバル教育やSTEAM教育よりも性教育!

第1章 男子校のアキレス腱
第2章 ニッポンの性教育の現在地
第3章 工夫を凝らした包括的性教育
第4章 部分的に男子校を共学化する
第5章 世間の反応に見えるバイアス
第6章 共学校に潜む男子校の亡霊

内容説明

東大合格ランキングで上位を占める一方、「男尊女卑」「セクハラ体質」と批判され、「ホモソーシャル」の巣窟ともみなされがちな男子校。ただし全国に2%しか存在せず、その内実を知るひとは少ない。独自アンケートをふまえ、男子校で始まっている先駆的な「包括的性教育」をルポ。92%の高校が共学なのにいつまでも男女差別がなくならない日本社会の謎に迫る。これからの時代に重要なのは、グローバル教育やSTEAM教育よりも性教育!

目次

第1章 男子校のアキレス腱
第2章 ニッポンの性教育の現在地
第3章 工夫を凝らした包括的性教育
第4章 部分的に男子校を共学化する
第5章 世間の反応に見えるバイアス
第6章 共学校に潜む男子校の亡霊

著者等紹介

おおたとしまさ[オオタトシマサ]
教育ジャーナリスト。1973年東京生まれ。リクルートで雑誌編集に携わり、2005年に独立。数々の育児・教育誌の編集に係わり、現在は教育に関わる現場取材および執筆活動を精力的に行っている。テレビ・ラジオなどへの出演や講演も多数。中高の教員免許をもち、私立小学校での教員経験もある。著書は80冊以上(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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GAKU

36
自分自身中高と男子校でしたがこちらに書かれているような、女子対しての距離感とか常識の欠如といったような男子校の欠点というものは感じなかった。結構同学年の女子学生との交流もあったし、女子学生の友人もいましたね。一概に男子校だからと一括りではなく、それぞれの校風にも関係あるのでは?しかしこのような性教育というのは男子校に限らず、多くの高校生達に行って欲しいと感じた。”「性」を学ぶことは「生」を学ぶこと。”にいたく共感。 2024/09/24

venturingbeyond

29
コマに余裕のある火曜に、久しぶりに読める時間を確保して一気に読了。新書にまとめられる前のJBpressの連載も断片的に読んでいたため、扱われている実践に既読感もチラホラ。ストローマン論法で非難されることの多い高偏差値男子校のホモソーシャリティに対して、生徒と向き合う教員が問題意識をもち、“toxic masculinity”を拗らせることのないよう、様々な実践を重ねられていることに、何よりもまず敬意を表したいと思う。メッセージをいかに生徒に自分事として受容させるかは、人権教育の普遍的な課題です。2024/06/18

りょうみや

20
女子がいないという男子校の弱点(女子との距離感がわからなくなる、常識が欠如する)を補うための最近の取り組み。保健体育的な性教育からジェンダー、LGBTの人権教育まで。性教育は同性だけの方が気兼ねなくできるらしい。 女子校や女子大とのディスカッション行事も紹介されていて、そちらの方が生徒にとっては刺激になるのは間違いない。普段周りに女子がいないから尚更。あとは著者の持論である共学校は社会の男女のバイアスがそのまま維持されるので、それを解消するために別學校の意義があるのではという話。2024/06/14

みさと

5
今や全国で2%しか存在せず多くの人にとってその内実を知ることがない男子校。先駆的な包括的性教育を行っている男子校を取り上げ、その実践を紹介。ジェンダー、セクシャリティー、尊厳について今を生きる若者が学んでいることを知る。同時に、全国の92%が共学校なのにもかかわらずいつまでも男女差別がなくならない日本社会の謎にも迫る。学校の制度設計が、競争に勝つ、「男性的」マッチョイズムに支配されていることからいかに自由になるか。これからの時代に必要なのは、グローバル教育やSTEAM教育ではなく性教育。尊厳や多様性とは?2024/10/15

totuboy

4
現在、学校現場でどのような性教育がなされているのか、主に関東地方の私立男子校の実践を紹介しながら同時に、ジェンダーやフェミニズムについてもどのような指導がなされているのかがつぶさに紹介されており、面白い。私立学校の特殊な例ではなく、多くの公立校でも近年はこのような性教育が積極的に行われていると思う。「性」を学ぶことは「生」を学ぶこと、と最近はよく言われるがまさにその通りで、従来のいわゆる強化の枠組みになくても、教えていかねばならないことだと感じる。2024/06/11

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