出版社内容情報
現在、日本の未来の生産年齢人口の減少への対策として、外国人労働者の活用が挙げられています。その中でも外国人留学生の就職に期待がかけられていますが、実際にその就職率は日本人学生に比べるとまだまだ低い現状です。
本書は、その障害のひとつとなる、世界から見ると独特な日本の就職活動を学びながら、キャリア教育の観点から、留学生自身がこれからのキャリアに向き合い、企業から求められる強みや能力を意識できるようにした、書き込めるワークブックです。
本書を用いることで、早期の意識づけができ、就職活動に出遅れずに準備してもらうツールとしても期待ができます。
内容説明
外国人だから日本で働くために必要なこと。全国の外国人留学生就職支援に10年以上携わった著者が外国人留学生だから陥りやすいポイントを解説。書き込める別冊マイキャリアシート付き。
目次
日本で就職するということ
キャリアを考える
自分がどういう人かを考える
自分がどうしたいかを考える
業界を知る
企業と出会う
企業を知る・選ぶ
履歴書とエントリーシート
エントリーシート対策
筆記試験対策〔ほか〕
著者等紹介
久保田学[クボタマナブ]
一般社団法人留学生支援ネットワーク事務局長。経済産業省と文部科学省が実施した「アジア人財資金構想」に従事し、その後も政府の留学生就職支援政策事業に多数携わる。2013年に一般社団法人留学生支援ネットワークを設立し、日本企業の外国人雇用、外国人留学生の就職、教育機関等を支援する取り組みを全国規模で実施している。留学生の就職支援については、全国の大学、専門学校、日本語学校の教育機関において、就職ガイダンスや支援講座を年間200件以上行う。また、大学における留学生の出口戦略のコンサルティングや留学生向けのキャリア科目の講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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