出版社内容情報
古典の名著を現代語訳し、ハウツー本では解けない課題を自ら解く力を身につける「Contemporary Classics 今こそ名著」シリーズの1冊。
今回は、人間の情理に通じ、人の弱さを前提とした法や仕組み、ルールの力で人を統制しようとした『韓非子』を取り上げる。
そして、そのような性格を持ち、非常の人間学の書ともいえる『韓非子』を通して、「人を動かす原理」を学び、ビジネスシーンに役立てることを目指す。
内容説明
人を動かすものは何か。愛情や思いやりではない、義理や人情でもない。それは「利」である。深い洞察によって導き出された人間学の書。
目次
第1部 『韓非子』とは(非情の人間学の書『韓非子』;韓非の悲劇的な生涯―悲劇の始まり ほか)
第2部 現代語訳『韓非子』(対人―人間関係の機微;管理―上に立つ者;統制―七つの術;警戒―六つの「微」;改過―十の過ち;組織―崩壊の兆し;処世―生き抜く知恵)
第3部 『韓非子』をいまに(人は利によって動く;「法」―ルール ほか)
著者等紹介
前田信弘[マエダノブヒロ]
経営コンサルタント。高校講師、専門学校教員を経て独立。長年、経営、会計、金融、マーケティングなど幅広くビジネス教育に取り組むとともに、さまざまなジャンルで執筆・コンサルティング活動を行う。あわせて歴史や古典などをビジネスに活かす研究にも取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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4
「他者を容易に信じてはならない」という思想から始まる韓非子。本書のレビューで令和に刺さるかもしれないという一文を目にしまして、興味から読んでみるものの、私には韓非子は合わなかった。個人的な全体的印象はちょっと共産風味。言わんとしていることはもっともなド正論で確かに令和に刺さる部分もあるけれども、これから人口が減少し続ける日本では韓非子思想は厳しいな、と。個人的にはやはり老子が好きだと再認識。私は老子派で生きていきます。ちなみに、オチは韓非思想を応用した秦はわずか15年で崩壊。あの時代でも難しかったのね。2025/10/30
まっさん
3
エピソードを交えて、人間関係とはどういうものなのか?どういう行いが身を滅ぼすのか?などが解説された本。ロングセラーの本だけあって、本質的な内容だと感じました。自分のあり方を振り返るきっかけになるような良い本だと思います。この本から学んだことの中では、本分をおろそかにしてはいけないということが印象に残っています。2021/12/14
はっせー
3
リーダー論的な要素が大きい2019/01/10
松尾三郎兵衛尉拓志
2
読了。中国の戦国時代の思想家 韓非子の現代にも充分活かせる処世術、組織論を分かりやすく解説した一冊。組織で生きるのに大切なのは、法=ルール、術=テクニック、勢=システム。2019/02/14
ワカ
2
法に術に勢。人の弱い部分に焦点をあてたうえで、組織で人を管理するために参考になることがあった。人との接し方、人の組織は千差万別なので、やり方の一つとして有効な場面に活用していこうと思う。2018/12/09




