出版社内容情報
●思ったように「評価されない」と悩むビジネスパーソン
ある調査によると(ビジネスパーソン1000人を対象)、職場の人間関係の悩みのトップは「正当に評価されていない」というもの。頑張っているのに、ポイントがずれていて、自分が思うような評価をもらっていないと漠然と悩んでいるビジネスパーソンに、都市銀行、JICA国際協力機構)、外交官(外務省OECD日本政府代表部一等書記官)と、さまざまな優秀な人材があつまる組織に身を置いてきた著者が、組織心理学の知見をベースに「正しく」評価される人に共通する、日々の小さな習慣、ふるまいを紹介します。
●「評価=人事評価」ではない!
心理学を紐解くと、「正しく評価されていない」という悩みには、「自分の存在が認められていない」という心理的欠乏状態を表しています。人事評価での数字で得られるのは「金銭的報酬」「地位的報酬」だけであり、心理的欠乏感を満たす「心理的報酬」は得ることができません。
では、「自分が必要とされている」「自分がしっかり貢献できている」「自分が成長できている」という心理的報酬を手にするために、組織で何をすべきか?どうあるべきか?
こうした悩みに応える処方箋を対人関係を軸にまとめました。
内容説明
必要なことは「金銭的報酬」「地位的報酬」だけではない。自分の存在が認められ、必要とされ、また自分もしつかり貢献することで、成長を実感できること―。第3の報酬たる「心理的報酬」を手にするために、働く場所で何をすべきか?どうあるべきか?
目次
序章 結果を出しているはずなのにいまひとつ「正しく」評価されないのはなぜか?(あなたは“正しく”評価されたいですか?;評価される人に必要な「第3の報酬」 ほか)
第1章 「あいつに任せよう」を引き出すための小さな習慣(「認めてほしい」という前に上司を認める;タイムリーなムダ話で人を巻き込む ほか)
第2章 「この人についていきたい」と人をひきつけるための小さな習慣(「決めつけ言葉」で話しかけるのはやめる;相手が落ちこんでいるときは、ただ「待ってあげる」 ほか)
第3章 「あの人やるね!」と周りの見る目が変わるための小さな習慣(知りたい情報はあえて聞かない;反対意見は「相手を否定しないで」伝える ほか)
第4章 「自分にYes!」を出すための小さな習慣(人から与えられた課題を「自分ごと化」する;与えられた環境に流される ほか)
著者等紹介
國武大紀[クニタケダイキ]
株式会社Link of Generation代表取締役。1972年生まれ。滋賀県長浜市出身。元外交官(外務省OECD日本政府代表部一等書記官)。ロンドン政治経済大学院(LSE)組織心理学修士号(2009年)。神戸市外国語大学(外国語学部国際関係学科)卒業(1996年)。大学卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)に入行するも、努力しても認めてもらえない自分に失望し、わずか1年半で退職を決意。社会人として最初の挫折を味わう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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