内容説明
本書では、多くの人が疑問に思っている睡眠のメカニズムをはじめ、今日からすぐに実践できる快眠メソッドや効率の良い仮眠法など、脳科学者としての科学的知見を交えながら解説していきます。
目次
序章 脳と睡眠の意外な関係とは!?
第01章 まずは脳と睡眠のメカニズムを知ろう!
第02章 快眠をもたらす睡眠準備をしよう!
第03章 脳が冴えわたる睡眠力をアップさせよう!
第04章 睡眠でイノベーションを起こそう!
第05章 脳がふたたび冴えわたる!短時間仮眠のススメ
著者等紹介
茂木健一郎[モギケンイチロウ]
脳科学者。1962年東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て、現職はソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特別研究教授。専門は脳科学、認知科学であり、「クオリア」(感覚の持つ質感)をキーワードとして脳と心の関係を研究するとともに、文芸評論、美術評論にも取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MI
83
脳の快眠の方法。よかったのは仮眠のとり方。お昼寝して気持ちよく目覚めるには、お昼寝の30分前にカフェインをとり、15〜30分程度仮眠を取るとスッキリ脳が活性化して、朝と同じ状態になる。睡眠イノベーションをおこそう。よいパフォーマンスはよい睡眠からNASAでは戦略的に睡眠を考える。もっと睡眠を戦略的に考える。実践してみたい2024/08/01
純子
21
精神疾患があれば睡眠がうまくいかないのも仕方ないと言い訳してきたけれど、うまく眠れていないから脳が疲弊して心身の疾患を生んでいるのだった。しっかり眠れるかどうかは自分の仕事における通知表であり、そのことを認識し、攻めの睡眠を実践してほしい、とのこと。眠っている時間がもったいないではなく、その間にも脳はやるべきことをやっているのだから、起きている自分と眠っている自分の選手交代をうまくやろう。そうすれば、日中に最高のパフォーマンスを発揮する脳が作り出せるとも。夢中の読書で夜更かしせぬよう強い意志を持たねば。2017/11/25
村越操
16
得意な脳を切り口に、睡眠法を述べた一冊。これといった奇抜な新説もなく、学術書のような無難な作り。茂木さんがあえて書く必要はなかったのではないでしょうか。6~7時間の睡眠、寝る3時間前に食事を終わらせること、起床時間を一定にすること、15~30分の仮眠をとる、朝食を取ることetc 個人的には「寝る5分前に脳に課題を与え、夢活動の準備をする」というアイデアが役立ちました。2013/08/24
ERIN
5
最近1週間に3日くらい寝つきが悪くて睡眠についてパラパラと読む。茂木さんの話は難しいことをとてもわかりやすく噛み砕いて説明してくれるので理解しやすい。と言っても睡眠法って実践しないと内容をすぐ忘れてしまうのでまず一つ、昼寝で寝過ぎないことを心がけてみる…2021/11/30
アイスマン
5
仮眠から上手に目覚めるテクニックとして「カフェインナップ」と言われるものがある。これは、「仮眠を取る30分前にコーヒーや紅茶を飲んでおく」という方法。コーヒーや紅茶に含まれるカフェインは飲んでから約30分後に効果が出る為、ちょうど仮眠から目覚める頃に効いてきてスッキリ目覚められる。もちろん30分後のアラーム設定も必要。2015/11/08
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