私が会社を変えるんですか?―AIの発想で企業活力を引き出したリアルストーリー

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784820717140
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C2034

内容説明

従来型の組織風土改革で挫折を味わいながら、組織の隠れた力をまとめあげることに成功した物語をベースに、欧米で注目される「組織開発手法:AI」をわかりやすく解説。

目次

第1章 ある組織変革の挫折と成功(挫折;成功へ)
第2章 組織改革の「罠」に陥っていないか(組織改革アプローチの罠;コンサルタント依存の構造;コンサル活用と風土改革の土壌づくり;「依存」から「活用」へ―理想的なコンサルタントとの接し方;潜在力実現に向けた組織革命)
第3章 AIで組織は必ず変わる・伸びる(組織を生まれ変わらせる「AI」;AIファシリテーションの効用)
第4章 組織を変えるための実践アプローチ(AIを動かす四つの「D」と実施前の準備;ディスカバリー(潜在力発見)
ドリーム(理想像構築)
デザイン(変革設計)
デスティニー(変革実現))
第5章 AIをさらに活用するためのヒント(AIの特色・メリットを再確認;あなたの会社でAIを効果的に実践するために)

著者等紹介

本間正人[ホンママサト]
NPO学習学協会代表理事、帝塚山学院大学客員教授、LCA大学院大学客員教授。東京大学文学部卒業、ミネソタ大学大学院修了(成人教育学博士Ph.D.)。ミネソタ州政府貿易局、松下政経塾研究部門責任者などを経て、NHK教育テレビ「実践ビジネス英会話」の講師などを歴任。「教育学」を超える「学習学」を提唱し、「研修講師塾」を主宰する。2003年ケースウエスタンリザーブ大学から、AI組織開発のサティフィケートを取得

中島崇昴[ナカジマタカアキ]
米国CCE.Inc.認定GCDFキャリアカウンセラー、米国CTI認定プロフェッショナルコーチCPCC。慶應義塾大学経済学部卒業。勤務する会社では、海外勤務を経て、人事・人材開発のキャリアを歩む。その中で合併会社に於いてコーチングを活用して風土改革を推進する。現在は、社内外のコミュニケーション活性化に関わる業務に携わりながら、社外での勉強会活動等でも、組織における人間やコミュニケーションのあり方を探求し、人の活性化や組織風土改革の促進に向け、取り組みを続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

miyukick

2
AI(Appreciative Inquiry)がメインテーマの、M&A後の組織"開発"までに至るプロセスを、実際の経験をベースにストーリー仕立てで読ませる内容。組織改革→変革→開発までの道のりを読んでいて、また感情移入してしまう私。目的は異なりますが、同じような風土の違いによる社内調整の厳しさを経験しているので、主人公にどんな逆風が吹くのか手にとるように分かります(泣)。問題解決手法=改革ではなく、いかに強みを自己意識して伸ばしていくか=開発。プライドは味方である、ということに目から鱗でした。2010/04/19

コジターレ

1
読メ登録前に読了。確かこの本でAIの考え方を知った。組織を変えていくことの面白さを教えてくれた本。

Yoko Katsuma

1
読むのは2回目だけど、なぜか涙が出る一冊。いろんな壁はあるけれど、社内の風土を変えていきたい、さらに自分がリーダーシップをとって、と覚悟がある人には一度は読んでもらいたい大切なポイントが満載です。組織には部分最適や人同士の好き嫌いといった非合理があるもの。そこをどう突破していくのか、教科書や組織論が教えてくれないリアルを描いてくれています。2011/11/05

motoryou

0
再読。これまた,今の状況に必要な本。シンプルに組織の強みに焦点を当て,メンバーのもともとある能力を,発揮できる場さえ準備できればよい。そのための場づくりと問いかけ。2017/05/13

Arick

0
前半は事実をもとにしたストーリー、後半が前半の場面を利用しながらのAIの解説。前半のストーリーはきれいすぎる物語で、ほんとにそんなうまくいくのかと正直思った。が、組織開発がヒューマンネットワークが肝だとするのならば、AIのポジティブなアプローチが必要なのだと思う。自分自身がファシリテーターになれるかだ。2016/01/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15792
  • ご注意事項

最近チェックした商品