内容説明
個人情報はマーケティング上きわめて価値の高い情報である。一方、インターネット、ＩＴ（情報技術）により個人情報の入手・流通手段が大きく変化する中で、入手した個人情報が外部に漏れプライバシー侵害となる事件が多発している。これらの事件は、わが社で起こっても不思議ではないと思わせるものがある。しかし現実は、個人情報の管理について経営者・管理者は未だ認識不足である（ＪＩＳ規格があることすら知らない場合もある）。そこで本書では、個人情報保護に関連する法・ガイドラインや、個人情報の保護と活用を両立させる企業の取り組み方などをわかりやすく解説し、個人情報をあつかう担当者必携のテキストとした。また、自分の情報を自分で守る個人レベルでの防衛手段についてもふれた。
目次
第１章 多発する個人情報漏洩事件
第２章 知っておくべき個人情報保護関連法・ガイドライン
第３章 解説・ＪＩＳ１５００１要求事項とプライバシーマーク
第４章 企業の戦略的な取り組み
第５章 自分の個人情報を自分でどう守るか
付録 関連用語解説
