内容説明
きたるべきマルチメディア時代に向けての両社の戦いは、ついにエレクトロニクス産業を巻き込んだ。それぞれの動向、将来ビジョンを克明に追いながら、未来型日本企業のすがたを探る話題作。
目次
1 任天堂・セガ宿命の対決
2 任天堂・セガそれぞれの成り立ち
3 ハード、ソフト業界を取り巻く環境
4 群雄割拠のソフト業界
5 任天堂・セガその将来展望
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
デューク
5
これはスーファミやメガドライブが全盛期だった、四半世紀前の物語である。時はバブル崩壊後、多くの企業が不景気とヒット作の不在に苦しんでいた時代、ゲーム産業だけは大ヒットの連発で好業績を誇っていた。そんなゲーム産業の発展期に現れた任天堂の山内博、セガの中山隼雄、アスキーの西和彦、ソフトバンクの孫正義、などの綺羅星のごとき超個性的な経営者たち。そしてその背後でフィクサーのように見え隠れする、シャープ顧問の佐々木正。重厚長大産業であった日本で、ソフトウェアが勝敗を分かつようになった時代の貴重な記録である。おすすめ2017/06/07
飯田健雄
4
メガドライブ、アタリショック、ゲームウオッチ、クソゲー、ペリスコープ、すべては終った、東京オリンピック(1964年)からみた、ガダルカナルの戦いか、、、2015/05/09
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