プロジェクト・コストマネジメント―ＰＭ必須知識 見積もりモデル・進捗管理手法

ラッド，パービッツ・Ｆ．【著】〈Ｒａｄ，Ｐａｒｖｉｚ Ｆ．〉/伊藤 衡/福田 裕一/増田 博人【訳】

生産性出版（2004/07発売）

• サイズ A5判／ページ数 164p／高さ 21cm
• 商品コード 9784820117940
• NDC分類 336.85
• Cコード C2034

内容説明

プロセスで管理するか、成果物で管理するか？予期せぬ変更やリスクへの備えは？正確な数字が得られるボトムアップ見積もりとＷＢＳ、ＲＢＳの作成を詳細解説。大枠の数字がつかめる比率モデル、４分の３ルール、平方根ルール、３分の２ルール等の解説と試算例。ＥＶＭをはじめとした進捗・コスト管理手法。

目次

第１章　序論
第２章　成果物指向のＷＢＳ
第３章　リソース・ブレークダウン・ストラクチャー
第４章　見積もりモデル
第５章　進捗管理
第６章　コスト管理
第７章　社外プロジェクト

著者等紹介

ラッド，パービッツ・Ｆ．［ラッド，パービッツＦ．］［Ｒａｄ，Ｐａｒｖｉｚ　Ｆ．］
オハイオ州立大学で理学修士号、マサチューセッツ工科大学で博士号を取得。政府、民間、大学における３０年以上の職務経歴の中で、ソフトウェア開発、建設、医薬品開発など多様な業種におけるプロジェクト・マネジメントおよびそこで使われる定量化ツールの開発に携わってきた。Ｒａｄ博士は、ＰＭＰのほか、土木技師、コスト工学の資格も有する

伊藤衡［イトウコウ］
インテル株式会社インテルソリューション・サービスコンサルティングプロジェクトマネージャ。早稲田大学理工学部数学科卒、日本ＤＥＣ、グローバルナレッジネットワークインク日本支社、日本ＨＰを経て２００２年より現職。ＰＭＰ

福田裕一［フクダヒロカツ］
ヒロワン・インコーポレテッド取締役。大阪大学理学部数学科卒業後、ＮＥＣソフトウェア北陸を経て２００１年より現職。ＰＭＰ、中小企業診断士、情報処理技術者（プロジェクトマネジャー、システムアナリスト等）

増田博人［マスダヒロト］
ＮＴＴデータＳＩコンピテンシー本部品質保証部シニアエキスパート。東京電機大学工学部電気工学科卒業後、株式会社ＮＴＴデータに入社。ＰＭＰ、ＰＭＳ、ＰＭＩ東京（日本）支部会員、プロジェクトマネジメント学会会員、ＪＰＭＦ会員
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感想・レビュー

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[手押し戦車]

事業費を投入して生み出された生産物その中に投入される経営資源ごとに費用が発生するコストマネジメントはどの段階でどのような関係者が何の目的でマネジメントするかで性格が異なる。コストマネジメントには財務会計的な取り組み方と管理会計的な取り組み方の二通りがある。コストを見積もるときに以前に似たプロジェクトを経験していれば必要な成果物、リスク予想もできるので容易に見積もりが可能。プロジェクトマネージャはコミットできない見積りのままプロジェクトを推進せず、あらゆる方法を施しコミットできる形にすること。

2014/11/23

[kuma-kichi]

サブタイトルに「見積りモデル・進捗管理手法」と書いてありますが、 うーん、どうでしょうか。虻蜂取らず、になっています。 見積りモデルといっても、ファンクションポイント法などの詳細な解説をしている わけではない。 進捗管理手法といってもEVMを詳細に解説しているわけでもない。 WBS/RBSをすこし詳しく説明し、これに基づいてコストや進捗を管理していきましょう、 とそんな感じの「読み物」としてどうでしょうか。 初心者向けです。

2012/01/05