内容説明
自治体・NPOにも効果的な経営が必要である。本書はその方策として、マネジメントの世界で注目を浴びているバランス・スコアカードについて事例をひきながら詳しく解説していく。
目次
第1部 業績評価とバランス・スコアカードの基礎(バランス・スコアカードへの招待;バランス・スコアカードを公共および非営利セクターへ適用する)
第2部 バランス・スコアカード成功の基礎をつくる(バランス・スコアカードを導入するにあたっての事前準備;バランス・スコアカードを成功させるためのトレーニングとコミュニケーションのプラニング ほか)
第3部 バランス・スコアカードの開発(戦略マップ上の業績目標を開発する;業績評価指標、目標値、イニシアチブ)
第4部 バランス・スコアカードの効果を最大化する(バランス・スコアカードをカスケードして連携を作り出す;資源配分をバランス・スコアカードにリンクさせる ほか)
著者等紹介
ニーヴン,ポール・R.[ニーヴン,ポールR.][Niven,Paul R.]
米国カリフォルニア州カールスバッドに本社をおくコンサルティング会社The Senalosa Groupの創業者であり社長。KPMGとCSC(computer sciences management)Consultingのコンサルタントを経て独立。業績マネジメントに関する多数の著作があり、バランス・スコアカードの理論と実践について世界中のセミナーでスピーカーをつとめている
吉川武男[ヨシカワタケオ]
1986年横浜国立大学経営学部教授。1990年エジンバラ大学客員教授。2002年横浜国立大学大学院国際社会科学研究科教授。公認会計士二次試験委員、横浜国立大学経営学部長等を歴任
柿崎平[カキザキタイラ]
日本総合研究所研究事業本部ソーシャル・イノベーション研究クラスター主任研究員。1987年横浜国立大学経営学部卒。政府・非営利組織のマネジメント、CSR(企業の社会的責任)マネジメント、ソーシャルマーケティング、政策評価などの研究・コンサルティングを専門とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。