内容説明
横歩取り定跡に創意工夫を加えた「中座流後手8五飛戦法」は、後手番戦法の切り礼として大流行し、圧倒的な勝率を上げている。玉が堅く、多彩な攻撃パターンをもつ本戦法は、1後手3三角戦法2中原囲い3中座新手後手8五飛を組み合わせ、大駒と左右の桂、そして歩を巧みに使う新感覚の空中戦。本書は中座流を創始した著者が、基本から最新の研究手順まで、後手8五飛戦法の攻防のすべてを一挙に公開した画期的な一冊。
目次
第1章 基礎知識編
第2章 対先手5八玉型の攻防
第3章 対先手6八玉型の攻防
第4章 対先手8七歩保留型の攻防
著者等紹介
中座真[チュウザマコト]
昭和45年2月3日、北海道稚内市生まれ。56年11月、6級で(故)佐瀬勇次名誉九段門。平成8年4月四段。第11期(10年度)竜王戦ランキング戦で5組昇級。第26回(10年度)将棋大賞の「升田幸三賞」を受賞。中座流8五飛戦法が高く評価された
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