内容説明
1920年に創立された東洋コルク工業は、1927年、東洋工業に社名を変更。機械工業への経営転換を図り、マツダ号DA型三輪トラックを製造。その後四輪自動車の分野に進出し、ロータリーエンジンの実用化、スポーツカーへの大胆な挑戦など時代の最先端を突き進んだ。1984年には、会社名をマツダとし、以降米国フォードとの提携をはじめとした様々な道のりを歩み、2020年に、創立100周年を迎えた。
目次
東洋コルク工業から東洋工業へ 1920~1930
三輪トラックの生産開始と小型四輪車市場への挑戦 1931~1955
四輪自動車市場への本格参戦と軽自動車の発売 1956~1963
ファミリアの発売による乗用車市場への本格参入 1964~1970
世界初のロータリーエンジン量産化に成功 1960~1970(マツダロータリーエンジン史1)
松田耕平社長の就任と北米への本格的な輸出開始 1970~1978
ロータリーエンジン搭載車の拡大と北米進出 1970~1977(マツダロータリーエンジン史2)
フォードとの資本提携と海外進出 1979~1988
難題をクリアしながら進化したロータリーエンジン 1977~1990(マツダロータリーエンジン史3)
5チャンネル体制の確立とプレミアムブランドの展開 1989~1995
外国人社長の就任と経営危機からの脱出 1996~2001
スペシャリティモデルの登場と逆境からの復活 1990~2009(マツダロータリーエンジン史4)
Zoom-Zoomスピリットによるクルマづくり 2002~2009
「SKYACTIV」と「魂動」による新生マツダ車 2010~2016
「SKYACTIV」と「魂動」によるブランド価値創造 2017~2020