産経セレクト<br> ウクライナ企業の死闘

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ウクライナ企業の死闘

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  • サイズ B40判/ページ数 260p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784819114608
  • NDC分類 335.238
  • Cコード C0095

出版社内容情報




【目次】

内容説明

「日常」を守る企業人たちの決断。ロシアによる攻撃の中で防衛、避難、継戦、そして国家を維持し、顧客と経済、自由を守るために、重要インフラの企業人は何を決断し、何を犠牲にしたのか。ロシアによる侵略戦争に立ち向かったウクライナの教訓。

目次

第一章 つなぎ続けた英雄たち 電力・エネルギー
第二章 命がけの「情報の自由」 通信
第三章 戒厳令下のクラウド移行 金融
第四章 砲撃の中を走るインフラ 運輸
第五章 重要インフラと能動的サイバー防御
終章 ウクライナの教訓と台湾有事

著者等紹介

松原実穂子[マツバラミホコ]
早稲田大学卒業後、防衛省にて勤務。ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院で修士号取得(フルブライト奨学生)。パロアルトネットワークスのアジア太平洋地域拠点における公共担当の最高セキュリティ責任者兼副社長などを経て、現在はNTT株式会社のチーフ・サイバーセキュリティ・ストラテジストとして、サイバーセキュリティに関する情報発信と提言に努める。著書に『サイバーセキュリティ 組織を脅威から守る戦略・人材・インテリジェンス』(新潮社、大川出版賞受賞)、『ウクライナのサイバー戦争』(新潮社、サイバーセキュリティアワード書籍部門最優秀賞受賞)。第23回正論新風賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

syaori

53
軍事侵攻以降、電力や金融、通信等の重要インフラ企業がサイバー分野も含めどんな攻撃や被害を受け、復旧・修理上の困難に直面したのかを見てゆく本。空爆のなか兵士や物資を前線に運び、占領地帯近くの発電所や線路等のインフラ設備を修理し続ける現場の人々や、サービスの維持と社員の命の危険との間で決断を迫られる経営陣の戦いには畏敬の念ばかり。ただ自国の主張や情報を世界に発信し国民の生活を支え、継戦能力や士気を維持するためのインフラ維持の意義を再認する一方で、一般の人々をも巻き込んでゆく戦争の現実を見るようでもありました。2026/05/22

Garfield

15
ウクライナ戦争に関する報道で、戦況や国民の生活は伝えられることが多いが、本土で戦争が起きている中、苦しいながらも日常生活をなり立たせている企業活動が報じられることは少なく、自分の頭の中でのウクライナの状況の解像度が低かった。そうした部分を、市民生活に欠かせないインフラ系企業の戦時対応を描いて少なからず埋めてくれた一冊。自社施設がロシアの攻撃により破壊されても破壊されても何度でも対応に向かう社員の様や、そうした危険な場に社員を送らなくてはならない企業トップの苦悩など、苦しい思いで読んだ。 ★★★★★☆☆2026/01/26

紙狸

14
2025年9月刊行。ウクライナのインフラ関連企業のレジリエンスをとりあげた本。ロシア軍の攻撃を受ける中で、企業がインフラをいかに維持してきたかーーを描く。インフラを「電力・エネルギー」「通信」「金融」「運輸」にわけた章立てに、なるほど分類するとこうなるか、と納得する。ロシア軍がエネルギー・インフラへの攻撃を本格的に始めたのは2022年10月で、23年6月にはウクライナの発電能力は戦争前の半分にまでさがったという。修理してまた攻撃を受けるという繰り返しで、社会の機能崩壊をくいとめてきた。2025/12/14

バルジ

6
良書。デジタル時代の国家総力戦の内実を日本有事と絡めて論ずる。それにしてもウクライナのインフラ企業の矜持には畏敬の念すら覚える。政府も民間企業も各々の職分を全うし非道な軍事侵略に立ち向かうその姿は紛うことなく「戦士」である。そして本書を読むと果たして日本はこのデジタル時代の国家総力戦に対応できるのか?という疑念が沸々と湧いてくる。サイバー防御も国家としてようやく取り掛かり始めたが、肝心のハード面での整備(海底ケーブル等の通信施設)やインフラ面での不足を感ぜざるを得ない。まだまだ課題は山積であろう。2025/12/16

ゆん

0
インフラを守る、修復する方々の、直しても直してもロシアに壊される虚しさに打ち勝つ何かをしてあげたいが、心の中で応援するしかない。。2026/01/16

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