内容説明
戦前の教育はこんなにも輝いていた―我が国の国柄を学ぶ高学年用が遂に登場。
目次
我が國(我が國(五年生)
皇大神宮(六年生) ほか)
公民の務(禮儀(五年生)
良心(六年生) ほか)
祖先と家(孝行(四年生)
祖先と家(六年生) ほか)
勤勉、勤勞(勉學(五年生)
勇氣(五年生) ほか)
自立自營(自立自營(四年生)
克己(四年生) ほか)
著者等紹介
渡部昇一[ワタナベショウイチ]
昭和5年山形県生まれ。上智大学大学院西洋文化研究科修士課程修了。ドイツ・ミュンスター大学、イギリス・オックスフォード大学留学。DR.PHIL、DR.PHIL. h.c.上智大学教授を経て同大学名誉教授。社会評論や歴史論、人生論など幅広い分野で数多くの著書がある。昭和51年第24回日本エッセイスト・クラブ賞受賞。昭和60年第1回正論大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
桜子
8
ごく当たり前のことが書かれているにもかかわらず体現できていない自身を恥じた。高学年用というよりも全ての日本人に勧めたい良書です。
anko
4
素晴らしい本です。今の日本から失われた日本人の美徳が戦前に確かに息づいていたのだと心底残念に思います。現代にこそ必要な教育でもあると感じます。親として子供たちに教えたいしぜひとも学校で復活させてほしい内容。2014/04/28
威海Адо
3
戦前の教育は…と帯の文句が目を引くが、一読してみて現代人の道徳観と特に変わるところは無いと思う(国体に関するものを除けば)。しかし、現代ではこれらの道徳を子に教えるのは学校ではなく、親や教師がしつけや個人指導を通じて自分が「修身の世代」から受け継いできた道徳観を子に渡す、という形になってしまっている。これでは家庭によって道徳観に差が出るのは当然である。 やはり初等教育において一律に基本的な道徳観を身に着けさすには国体のことも含め修身の授業を復活させるのが妥当ではないか。2015/04/02
がんぞ
3
明治憲法について「天皇がこれに依って我が国をお治めになる大法」と明解。実務は「輔弼の臣が執り行う」ことも書いてある。林子平、伊能忠敬、古橋源六郎などの多くの偉人の例を挙げて公益のために身を尽くす名誉を説いている。明治の栄光は江戸時代に準備されていたといっていいいだろう。男女の務めに差があることを説くのも当時の家事労働の困難を思えば当然で、教育勅語は特に問題となるようなものではなったが、占領軍の同調者は、日本を共産国に脅威でない二三流国とするにあったから、社会倫理教育を破却し戦犯だの狂信的軍国主義者と貶めた2014/09/10
エックスマス
3
帝国憲法下ではあるが選挙や納税、日本国民としての在り方がよくわかる。教育勅語が無くなったのは実に残念です。彼の国も併合後は修身の授業はあったのだろうか?2014/04/10
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