出版社内容情報
飯田和人[イイダカズト]
著・文・その他
内容説明
実体経済に対する金融経済の独自的な機能を分析して、バブルや財政ファイナンス等の現代資本主義の病理を解明する。信用、信頼そして信認の貨幣および金融の政治経済学。
目次
呪物性論と価値形態論について
計算貨幣概念をめぐる商品貨幣説と貨幣国定説
現代貨幣の説明原理
現代貨幣の流通根拠
現代経済における「流通の水路」の存在と機能
信用創造と金融仲介
金融経済と擬制資本
現代資本主義におけるバブル形成メカニズム
現代資本主義における価格と利潤
現代資本主義における金融経済の機能
関係主義的価値理論から抽象的労働説へ
著者等紹介
飯田和人[イイダカズト]
明治大学名誉教授。1948年生まれ。明治大学大学院政治経済学研究科博士課程単位取得退学、博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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