内容説明
近代日本への留学生たちは、何をどう学び・考え、その成果をどう未来に活かしたのか。人びとの交流と思想的連携や葛藤を、長いスパンでとらえ今日の「国際化」に資す。
目次
序 問題の所在
第1章 医学薬学分野における留学生たち―千葉医学専門学校・千葉医科大学を事例に
第2章 医学薬学を学んだ留学生たちの帰国後の活動
第3章 園芸学分野における留学生たち―千葉高等園芸学校を事例に
第4章 デザイン学分野における留学生たち―東京高等工芸学校など官立四学校を事例に
第5章 師範学校への「満州国」留学生たち―千葉師範学校を事例に
第6章 辛亥革命と千葉医学専門学校留学生たち
第7章 一九二〇~三〇年代における中国留学生の日本見学旅行―千葉医科大学留学生を事例に
著者等紹介
見城悌治[ケンジョウテイジ]
1961年群馬県生まれ。1990年立命館大学大学院文学研究科博士後期課程史学専攻日本史学専修単位取得退学。2000年博士(文学)。1996年千葉大学留学生センター専任講師。千葉大学国際教養学部/大学院人文公共学府准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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