内容説明
五輪インフレという悪夢。日本銀行は政治に敗北した。このまま進めば、国民を犠牲にしたインフレという「完全敗北」が待っている。いま必要なのは、逆転の発想による金利引き上げだ!
目次
第1章 政府の軍門にくだった日本銀行(インフレ目標とはなにか;失った政治からの独立性 ほか)
第2章 前代未聞のマイナス金利の導入(マイナス金利導入の決定;金融政策決定会合での議論 ほか)
第3章 リフレ派経済実験の壮大な失敗(支離滅裂の金融政策;物価安定目標の未達成 ほか)
第4章 デフレとはマネー現象にあらず(日銀総裁・副総裁の見解とデフレ;バブル崩壊不況と財政出動 ほか)
第5章 金利引き上げこそ強い経済を構築(金利引き上げで恐慌を誘発;財政再建と福祉充実)
著者等紹介
相沢幸悦[アイザワコウエツ]
現職、埼玉学園大学経済経営学部教授、川口短期大学ビジネス実務学科客員教授。慶応義塾大学大学院経済学研究科博士後期課程修了、経済学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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