内容説明
渋沢栄一の孫・敬三は、民俗学の先達であるとともに、第一銀行の経営者、日銀総裁、大蔵大臣などを歴任した。そのまれに見る人物の昭和史に残した足跡をたどる。
目次
第1部 経済人渋沢敬三(渋沢敬三の学問、思想と人格形成―前半生を中心として;銀行家渋沢敬三;経済人としての渋沢敬三;渋沢敬三にとっての一九五〇年代)
第2部 渋沢敬三、その前半生の研究(渋沢敬三と土屋喬雄の学生時代―人格主義の教養と実証主義の学問;渋沢敬三とロンドン時代;晩年の渋沢栄一と渋沢敬三―橘川武郎編『渋沢栄一と合本主義』によせて)
第3部 シンポジウム記録「歴史の立会人渋沢敬三」
著者等紹介
由井常彦[ユイツネヒコ]
1931年生まれ。東京大学大学院経済学研究科卒業。経済学博士。明治大学助教授、教授を経て、明治大学名誉教授。公益財団法人三井文庫常務理事・文庫長
武田晴人[タケダハルヒト]
1949年生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。東京大学大学院経済学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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