内容説明
九州の南端から台湾につながる島々の一角に、『琉球王国』が成立した。なぜ琉球は「国家」になったのか。14~15世紀前半の日本史と沖縄史を描く。
目次
第5章 「琉球王国」の成立(一四世紀後半)(察度の出自と婚姻、金と鉄;察度即位の経緯;明の招諭と察度の入貢;「琉球王国」の成立;朝貢と冊封の意味;「〓(びん)人三十六姓」の“下賜”をめぐって
一四世紀後半の琉球)
第6章 守護大名の成長(一五世紀前半)(日明貿易の展開と日本・琉球;一五世紀前半の日本;一五世紀前半の東南アジア;一五世紀前半の九州;王国成立後の琉球(一五世紀前半))
補章 沖縄の旧石器時代
著者等紹介
来間泰男[クリマヤスオ]
1941年那覇市生まれ。1970‐2010年沖縄国際大学。現在は名誉教授。著書に『沖縄県農林水産行政史 第1・2巻』(農林統計協会、九州農業経済学会学術賞を受賞)、『沖縄経済の幻想と現実』(日本経済評論社、伊波普猷賞を受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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