内容説明
ポスト・ケインジアンの経済理論とレギュラシオン理論をベースに、それらを発展、応用するかたちで先進資本主義経済の所得分配・金融・経済成長を理論的、実証的に分析する。
目次
第1章 ポスト・ケインジアンの理論展開と制度論
第2章 労働市場の制度的構造と所得分配および需要レジームのマクロ経済分析
第3章 労働者の負債蓄積、動学的安定性および需要レジームの転換
第4章 負債・成長レジームとミンスキー型の金融構造
第5章 金融化とグローバル化:制度階層性によるアプローチ
第6章 所得分配、負債に関する経済成長レジームの多様性と両立性
第7章 ポスト・ケインズ派の金融政策ルールとマクロ経済パフォーマンス
第8章 VARモデルを用いた日本経済の所得分配・経済成長レジームについての実証分析
第9章 構造VARモデルによる日本経済の資本蓄積、所得分配、負債の動態分析
第10章 金融化と日本経済の資本蓄積パターンの決定要因:産業レベルに注目した実証分析
著者等紹介
西洋[ニシヒロシ]
1980年、島根県生まれ。2003年、岡山大学経済学部卒業。2008年、九州大学大学院経済学府単位修得退学。九州大学博士(経済学)。阪南大学経済学部専任講師を経て、2010年、阪南大学経済学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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