内容説明
ユーロ危機、リーマン・ショック、TPP、WTOドーハラウンド等々、現代の通貨・貿易に関する諸問題を、国際通貨貿易体制の変遷を踏まえながら考える。
目次
第1部 戦後国際通貨貿易体制の確立(IMF・GATT体制の構築;冷戦の勃発とIMF・GATT体制)
第2部 国際通貨体制(IMF体制;変動相場制;通貨危機;米ドル、ユーロの動向と国際通貨体制の今後)
第3部 国際貿易体制(GATT体制;保護主義の台頭;WTO体制;自由貿易協定の急増・拡大)
著者等紹介
野崎久和[ノザキヒサカズ]
北海学園大学経済学部教授。1952年大阪市生まれ。75年京都大学法学部卒。丸紅(株)調査部、国際業務部、プロジェクト金融部、米国ワシントンD.C.出張所勤務等を経て現職。この間、79年英国ワーリック大学大学院修士号(M.A.)、80年英国ケンブリッジ大学大学院修士号(M.Phil.)取得。87年米国ブルッキングス研究所客員研究員、2005年1~2月カナダ・レスブリッジ大学交換教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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