内容説明
さまざまな生涯を生きた50人の友たちを、歴史家として客観的に位置づけ、その人びとの翳にわたしを映しだす。
目次
民俗や芸能の研究者と著名な芸能人
新劇に尽くしたひとびと
映画や美術、劇作で活躍したひとびと
近代史研究に足跡を残したひとびと
水俣病や公害にとり組んだひとびと
冒険家・登山家として特筆されるひとびと
作家、歌人、文明評論家でもあったひとびと
忘れ難いひとびと
人生茫々(色川徳子)
切れぎれのわたしの自分史―『人生茫々』に寄せて
著者等紹介
色川大吉[イロカワダイキチ]
1925年千葉県佐原町(現香取市)生まれ。1941年第二高等学校(現東北大学)文科入学。ボート部、山岳部で活動。1948年東京大学国史学科卒業。栃木県粕尾村にて中学教師、その村で山林労働学校を組織。1950年新演劇研究所(劇団新演)に参加。翌年、結核を病み肺葉を切除。1954年服部之總の「日本近代史研究会」に勤務。1957年東京経済大学非常勤講師。1960年論文「困民党と自由党」、1961年「自由民権運動の地下水を汲むもの」で民衆史、民衆思想史を創始。1967年東京経済大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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