出版社内容情報
デザインとコンピュータの原理・基本を資料性の高い豊富な図版で解説!
1999年の初版からロングセラーとして好評を博した本書を時代の流れに沿って改訂しました。デザ
イナーにとって当たり前のツールとなったコンピュータをどのように理解しておくべきかをまとめたデザ
イナー必携の一冊です。実際にアプリケーションを使い始める前に学ぶべき基礎概念を、豊富な図
版を用いて初心者にもわかりやすく解説しています。
目次
はじめに
Introduction
計算と造形
1章
ピクセルのはなしA Picture Element
単位の誕生
線を引く
線という概念
水平と垂直
素朴な点について
2章
色深度Color Depth
深さに積もる色
RGBとCMY
光と闇─RGBの色彩論
数値で扱うということ
色をデザインする
3章
モニターの幾何学Geometric Style
3 : 4の物語
キネトスコープののぞき窓
モニターの幾何学
黄金比の誕生
自然の中のかたち
3 : 4へのアプローチ
4章
モニターのこちら側This Side of Monitor
GUIの落とし穴
ブック・メタファーとインターフェイス
モニターの向こう側
線、面、空間
スクロールの構造
5章
自然の消しゴムThe Eraser of Nature
光からデジタルへ
写真の実寸サイズ
デジタル画像と可塑性
ピンホールからの光景
光の鉛筆、電子の消しゴム
発言する技法─フォトモンタージュ
「である調」のあとがき
改訂版のためのあとがき
グロッサリー
参考書籍
掲載図版リスト
索引
内容説明
デザイナー向け入門書の新・定番!マウスを持つ前に。紙と鉛筆からコンピュータへ―「環境」と「素材」が変わったことで、なにが起きたのか?デザイナーに求められる新たな考え方とは?ピクセルで描くかたちと色、モニターという三次元空間、デジタルデータになった画像。アプリケーションを使ってデザインを始める前に知っておきたいことを、豊富なビジュアルでわかりやすく語った、コンピュータライズド・デザイン入門。
目次
1章 ピクセルのはなし(単位の誕生;線を引く ほか)
2章 色深度(深さに積もる色;RGBとCMY ほか)
3章 モニターの幾何学(3:4の物語;キネトスコープののぞき窓 ほか)
4章 モニターのこちら側(GUIの落とし穴;ブック・メタファーとインターフェイス ほか)
5章 自然の消しゴム(光からデジタルへ;写真の実寸サイズ ほか)
著者等紹介
永原康史[ナガハラヤスヒト]
1955年、大阪生まれ。グラフィックデザイナー。ブックデザインをバックグラウンドとして、電子メディアのプロデュースや制作、展覧会のアートディレクションなどを手掛け、メディア横断的なデザインを推進する。97年よりIAMAS(国際情報科学芸術アカデミー)、98年より慶応義塾大学SFCで教鞭もとる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。