内容説明
大きな存在となりながら、いまだ十分に知られていない中国の対外援助を、理念、規模、国際的影響、日本の援助経験との密接な関係など、多様な角度から分析し、その全体像に迫る。
目次
第1部 その基本構造(対外援助の概念と援助理念―その歴史的背景;対外援助の規模、活動内容、担い手と仕組み)
第2部 多様な活動形態(中国の対外経済協力―「対外経済合作」を中心に;アジア諸国への経済協力―メコン地域・中央アジアを中心に ほか)
第3部 「援助・投資・貿易の相乗効果」の論理と「アジア型援助モデル」の可能性(中国の「三位一体」型援助と日本の経験;「アジア型援助モデル」の可能性)
第4部 中国の対外援助の展望(中国の対外援助と国際援助社会―伝統的ドナーとアフリカの視点から;対外援助と外交政策 ほか)
著者等紹介
下村恭民[シモムラヤスタミ]
1940年生まれ、コロンビア大学MBA。現在、法政大学名誉教授
大橋英夫[オオハシヒデオ]
1956年生まれ、筑波大学大学院社会科学研究科単位取得退学。現在、専修大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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