内容説明
経済学の誕生と終焉をみすえ、その思想と人格とを「文体」に結晶させた生涯を多くの知己が語る。
目次
第1部(一八世紀経済学の二つのテキスト;小林昇における学史と思想史の「試行錯誤的往反」の可能性をめぐって;アダム・スミスの農工分業論と賃金論における有効需要の問題―小林昇説への問題提起;『国富論』の定位置―「新版アダム・スミス問題」とケンブリッジ学派;追悼 小林昇 ほか)
第2部(回想の小林昇;“文体”のある生涯;『国富論』研究における小林さんの視角;無私の人;小林昇先生への思い ほか)
著者等紹介
服部正治[ハットリマサハル]
1949年生まれ。立教大学教授
竹本洋[タケモトヒロシ]
1944年生まれ。関西学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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