進化経済学の諸潮流

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  • サイズ A5判/ページ数 310p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784818821347
  • NDC分類 331
  • Cコード C3033

目次

進化的社会科学のなかでの主観主義と客観主義
第1部 理論・方法論(進化経済学における市場理論―相対取引を前提として;制度の経済学的主体とその基礎;「新しい経済学」と進化経済学;制度分析における「未解決問題」と経済実験の有用性;マルクスにおける制度と調整)
第2部 応用編(経営者資本主義からファンド資本主義へ―現代資本主義の変貌;法と労使関係の進化―フランス35時間労働法を巡って;携帯電話産業の発展の多様性;国境を越えた対立を引き起こた制度的赤字―ウルグアイ川周辺のパルプ工場建設に関する対立について)
第3部 学史(進化経済学における二つの企業者論―ヴェブレンとシュンペーター;ダーウィニズムをめぐる論争?―ハイエク・今西錦司対談再考;カルドアの収穫逓増論の源流―ヤングの講義録とLSE時代を踏まえて;知識の進化に関する学説史的考察)

著者等紹介

八木紀一郎[ヤギキイチロウ]
1947年生まれ。名古屋大学大学院経済学研究科博士後期課程満期退学。現在、摂南大学経済学部教授・学部長

服部茂幸[ハットリシゲユキ]
1964年生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了、博士(経済学)。現在、福井県立大学経済学部教授

江頭進[エガシラススム]
1966年生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了、博士(経済学)。現在、小樽商科大学商学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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