世界金融危機の歴史的位相

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784818820753
  • NDC分類 338.9
  • Cコード C3033

内容説明

この危機は、いかなる時代の終焉を意味し、どのような転換をもたらすのか。1929年恐慌との比較、覇権国の交替、グローバル資本主義化など長期的視点、1980年代以降「新自由主義」政策からの転換など中期的視点、国際金融システムをも視野に入れ、世界史の中に立体的に位置づける。

目次

第1章 「長期」とはどれくらい長いのか―資本主義を再歴史化する
第2章 一〇〇年に一度の危機とは―アメリカ経済史・経営史の視点から
第3章 一九二九年世界大恐慌(一九二九~三三年)―経済・政治危機のネガティブ・フィードバックはなぜ発生したのか
第4章 現代資本主義の「グローバル資本主義化」とグローバル金融危機―戦後パックス・アメリカーナの衰退と転換の視角から
第5章 アメリカの経済危機の国際的波及と世界経済
第6章 内需拡大を目指す中国経済―「世界金融危機」下の課題
第7章 「歴史的位相」をどうとらえるか
討論記録

著者等紹介

斎藤叫[サイトウタケル]
1951年生まれ。中央大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得退学。中央大学商学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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