内容説明
アパルトヘイト廃絶後、農村地帯の土地改革がどのように実施され、農村社会がどのように変わりつつあるのか。人種和解、貧困撲滅に貢献しているのか。今後を展望する。
目次
序章 土地改革の意義
第1章 アフリカ人農村社会研究
第2章 土地問題の歴史的形成と農村の抵抗運動
第3章 政治的移行と土地改革
第4章 新生南アフリカの土地改革政策
第5章 民衆闘争と土地返還
第6章 土地闘争と和解の力学
第7章 土地改革と農村開発
終章 総括と展望
著者等紹介
佐藤千鶴子[サトウチズコ]
立命館大学大学院国際関係研究科准教授。1973年生まれ。立命館大学大学院国際関係研究科博士後期課程修了、博士(国際関係論);英国・オクスフォード大学セントアントニーズ・カレッジ博士課程修了、Ph.D.(政治学)。龍谷大学アフラシア平和開発研究センター博士研究員、立命館大学衣笠総合研究機構ポストドクトラルフェローを経て、2009年1月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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