出版社内容情報
グローバル化と財政危機の局面を迎えた公私分担のあり方を実証的、理論的検討を加え民営化等構造改革の本質を歴史的位置を解明。
内容説明
グローバル化と財政危機の局面を迎えた公私分担のあり方について実証的、理論的検討を加え、民営化等構造改革の本質、歴史的位置を解明。新たな公共性をどう再構築していくか。
目次
現代財政と公私分担の再編
第1部 民活・民営化と公共部門の再編(公私分担論の展開と公民パートナーシップ;国鉄と道路公団の民営化;郵政事業の民営化と公的金融の再編;労働政策の規制緩和と公私分担)
第2部 地域・自治体における公私分担の再編(地域政策の展開と公共部門の役割―岩手県葛巻町を事例として;地域振興政策と構造改革特区―規制改革の実態と問題点;開発型第三セクターの変容と公共性;病院PFIの検証―高知医療センターを事例に)
第3部 公共政策の新領域と公私分担(都道府県の森林環境政策にみる公私分担;排出許可証取引による新しい環境政策の展開;産業廃棄物処理における公私分担の変容―「公共関与政策」の展開;文化産業振興における公私分担)
第4部 途上国・アジアにおける公私分担の再編(途上国インフラ整備における公私分担;韓国公企業の民営化;フィリピン・電力部門の民営化)
著者等紹介
金澤史男[カナザワフミオ]
横浜国立大学経済学部教授。1953年生まれ。1982年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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