近代交通体系と清帝国の変貌―電信・鉄道ネットワークの形成と中国国家統合の変容

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近代交通体系と清帝国の変貌―電信・鉄道ネットワークの形成と中国国家統合の変容

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  • サイズ A5判/ページ数 434p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784818819023
  • NDC分類 682.22
  • Cコード C3022

出版社内容情報

危機に直面した中国王朝大成にあって、近代交通体系の形成はいかに求められ、そして変革をもたらしていったか。
アヘン戦争より辛亥革命に至る性末の激動の歴史過程から検証する。

序論 中国の統合と交通体系
第Ⅰ部 前近代中国の統合と交通体系の機能
 第1章 先生国家統合と国家的交通体系
第Ⅱ部 近代における統合の危機と交通体系の再編
 第2章 電信導入による国家的通信体系の再編
 第3章 国家的物流体系の維持と鉄道建設の契機
第Ⅲ部 近代交通体系の形成と統合の変容
 第4章 通信体系の近代化による政治統合の変容 義和団事件を事例に
 第5章 制止大成の改革と近代交通行政の成立
 第6章 新政下における電信事業の課題と展開
 第7章 立憲改革と社会統合手段としての鉄道建設の課題
結論 辛亥革命と近代交通体系

内容説明

危機に直面した中国王朝体制にあって、近代交通体系の形成はいかに求められ、そして変革をもたらしていったか。アヘン戦争より辛亥革命に至る清末の激動の歴史過程から検証する。

目次

序論 中国の統合と交通体系
第1部 前近代中国の統合と交通体系の機能(専制国家統合と国家的交通体系)
第2部 近代における統合の危機と交通体系の再編(電信導入による国家的通信体系の再編;国家的物流体系の維持と鉄道建設の契機)
第3部 近代交通体系の形成と統合の変容(通信体系の近代化による政治統合の変容―義和団事件を事例に;政治体制の改革と近代交通行政の成立;新政下における電信事業の課題と展開;立憲改革と社会統合手段としての鉄道建設の課題)
結論 辛亥革命と近代交通体系

著者等紹介

千葉正史[チバマサシ]
1968年群馬県高崎市生まれ。1991年千葉大学文学部卒業。2001年東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。2002~04年度日本学術振興会特別研究員。現在、青山学院大学文学部・明治学院大学経済学部非常勤講師、博士(史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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