出版社内容情報
日中両国の経済関係は確固とした基盤があり、間違いなく発展していく。このためには、中国側の努力だけでなく、日本の皆さんの努力も重要である。日中韓の経済貿易の発展に伴い、関係は一層強固になり、さらに政治関係の改善も推し進めることができるだろう。
はじめに 巨大市場と民族主義
第1章 中国の中産階層2億人の実像
第2章 明日のお金を使って今日の楽しみを享受する。
第3章 ブランド消費と消費者民族中心主義
第4章 歴史の幽霊と現実の選択
第5章 メディア報道と日本ブランド評価
第6章 中国マーケティング・コミュニケーションの史的展開
第7章 企業イメージ向上への挑戦
第8章 ブランド価値強化へのチャレンジ
終 章 北京2008五輪大会とスポーツ・マーケティング
目次
巨大市場と民族主義―中国マーケティング・コミュニケーションの展開へ
第1部 中国の中産階層とその消費文化(中国の中産階層2億人の実像―巨大消費市場の主役たち;明日のお金を使って今日の楽しみを享受する―中国の中産階層とその消費文化)
第2部 消費者民族中心主義と外国ブランド消費(ブランド消費と消費者民族中心主義―中産階層の選択:国産ブランドvs.外国ブランド;歴史の幽霊と現実の選択―中国の中産階層とその日本ブランド評価 ほか)
第3部 中国マーケティング・コミュニケーション(中国マーケティング・コミュニケーションの史的展開―政府とのコミュニケーションは第一;企業イメージ向上への挑戦―グローバル企業の中国メディアコミュニケーション戦略 ほか)
北京2008五輪大会とスポーツ・マーケティング―消費者民族中心主義の限界を越えて
著者等紹介
蔡林海[サイリンカイ]
1957年生まれ、79年中国上海放送・テレビ技術研究所入所(助理工程師)。89年筑波大学大学院・社会科学研究科留学。95年同大学院博士課程修了。社会学博士号取得。同年、(株)日立総合計画研究所入社(主任研究員)。2002年から日立(中国)有限公司(北京)勤務。中国青島大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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