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ヨーロッパ統合と国際関係

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  • サイズ A5判/ページ数 302p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784818817982
  • NDC分類 333.7
  • Cコード C3031

出版社内容情報

「ヨーロッパ」とは何か
ヨーロッパ連合が25ヵ国に拡大した現在、トルコの加盟問題を含め、さらなる拡がりを模索するなかで、世界のなかでの「ヨーロッパ」の位置を、とくにかつての植民地などとの関係において描き直す。


"第Ⅰ部 ヨーロッパ統合の歴史的展開
第1章 国際関係史のなかのヨーロッパ統合……木畑洋一 
第2章 ヨーロッパ統合におけるフランス……フリダンソン, パトリック 
第3章 ヨーロッパ経済共同体設立交渉におけるピエール・ユーリ……藤田憲 
第4章 ヨーロッパ統合とイギリス外交……芝崎祐典 
第Ⅱ部 市民とヨーロッパ統合
第5章 「ヨーロッパ市民権」はいかにありうるか……小川有美 
第6章 人の移動をめぐる共同国境管理体系とEU……岡部みどり 
第7章 国境を挟む協力……井上直子
第Ⅲ部 ヨーロッパ統合と対外関係
第8章 「9.11」後のバルセロナプロセス……上原良子 
第9章 グローバル化の中のドイツ外交……森井裕一 
第10章 ロシアのエネルギー政策とEU……岡田晃枝 "

内容説明

ヨーロッパ連合が25ヵ国に拡大した現在、トルコの加盟問題を含め、さらなる拡がりを模索するなかで、世界のなかでの「ヨーロッパ」の位置を、とくにかつての植民地などとの関係において描き直す。

目次

第1部 ヨーロッパ統合の歴史的展開(国際関係史のなかのヨーロッパ統合―非ヨーロッパ世界との関わりから;ヨーロッパ統合におけるフランス―政治家のヨーロッパか、企業のヨーロッパか(1920‐90年)
ヨーロッパ経済共同体設立交渉とピエール・ユーリ―海外領土包摂問題をめぐる仲介 ほか)
第2部 市民とヨーロッパ統合(「ヨーロッパ市民権」はいかにありうるか;人の移動をめぐる共同国境管理体系とEU;国境を挟む協力―イタリア・スロヴェニア国境の町ゴリツィアの事例)
第3部 ヨーロッパ統合と対外関係(「9.11」後のバルセロナプロセス―地中海におけるEUの包括的安全保障と「文明の対話」;グローバル化の中のドイツ外交―シュレーダー政権におけるドイツ外交の変容;ロシアのエネルギー政策とEU)

著者等紹介

木畑洋一[キバタヨウイチ]
1946年、岡山県生まれ。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻は国際関係史、イギリス現代史

フリダンソン,パトリック[フリダンソン,パトリック][Fridenson,Patrick]
1944年、フランス生まれ。現在、Ecole des Hautes Etudes en Sciences Sociales(社会科学高等研究院)教授。専攻は現代経済史、経営史

藤田憲[フジタケン]
1973年、東京都生まれ。現在、名古屋大学大学院経済学研究科研究生。専攻は欧州経済統合史

芝崎祐典[シバザキユウスケ]
1970年、東京都生まれ。現在、東京大学大学院総合文化研究科博士課程在学中。専攻は国際関係史、国際関係論

小川有美[オガワアリヨシ]
1964年、石川県生まれ。文教大学法学部政治学科教授。専攻はヨーロッパ政治論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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