出版社内容情報
より民主的な世界秩序の構築は可能なのか。変わり行く世界で転換を強いられる民主主義の行方は如何。
内容説明
より民主的な世界秩序の構築は可能なのか。変わりゆく世界で転換を強いられる民主主義のゆくえ。
目次
グローバリゼーションと領域的民主主義
第1部 グローバルな転換(グローバリゼーションとポスト軍事型デモクラシー;困難な時代にある民主主義―経済的グローバリゼーションとリベラル・デモクラシーの限界;リベラル・デモクラシーと環境リスクのグローバリゼーション;女性の参加―グローバリゼーション、民主化、女性運動)
第2部 世界秩序の民主化(民主化と人権;多国籍企業と民主的ガバナンス;欧州連合―国民国家を越えた民主主義の再編成;民主主義なき地球ガバナンスか―国連システムの改革)
第3部 結論(民主主義は国境を越えるか―民主主義理論・民主政治の再構築とグローバリゼーション)
著者等紹介
マッグルー,アントニー・G.[マッグルー,アントニーG.][McGrew,Anthony G.]
オープン・ユニバーシティ社会科学部
松下冽[マツシタキヨシ]
1947年生まれ。明治大学大学院政治経済学研究科博士後期課程単位取得。現在、立命館大学国際関係学部教授
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