出版社内容情報
料金の低下、安定供給の確保、化石燃料からクリーン・エネルギーへの転換は可能か。カリフォルニア州を中心に検証し、日本の電力自由化の問題点を解明する。,
内容説明
電力自由化によって料金の低下、安定供給の確保、化石燃料からクリーン・エネルギーへの転換は可能か。アメリカ、特に電力危機に見舞われたカリフォルニア州を中心に検証し、日本の電力自由化の問題点を明らかにする。
目次
第1部 規制緩和の開始とクリーン・エネルギーの育成(公益事業規制政策法の成立;カリフォルニア州の分散型電源育成)
第2部 自由化の進展とクリーン・エネルギーの将来(エネルギー政策法と送電線開放命令;カリフォルニア州の規制緩和・再編成法;カリフォルニア州の競争移行期と電力危機;北東部諸州の自由化;小型ガス発電とクリーン・エネルギー;電力産業の環境規制改革:SO2排出許可証取得;日本の電力自由化の問題点)
著者等紹介
小林健一[コバヤシケンイチ]
1951年宮城県生まれ。東北大学経済学部卒業、同大大学院経済学研究科博士後期課程修了。博士(経済学)。北海学園大学経済学部専任講師、助教授を経て、現在、東京経済大学経済学部教授(アメリカ経済論担当)
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