明治電信電話(テレコム)ものがたり―情報通信社会の『原風景』

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  • サイズ B6判/ページ数 326p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784818813304
  • NDC分類 694.6
  • Cコード C0036

内容説明

「電線つたって手紙が届く?」文明開化に沸く日本。元祖“IT革命”にとまどいながら、祖たちはその益を我が物にしようと苦闘する。知られざる近代史のひと齣を描く。

目次

プロローグ 『原風景』の旅へ
風景ノ1 電気通信の黎明
風景ノ2 最初の電話と明治人
風景ノ3 電話が話したとき
風景ノ4 宙めぐる電線の下で
風景ノ5 声をとどける仕事
エピローグ 電気通信のそれから

著者等紹介

松田裕之[マツダヒロユキ]
1958年3月大阪府に生まれる。1985年3月関西大学大学院商学研究科博士課程修了。松商学園短期大学経営情報学科助教授を経て、現在甲子園大学経営情報学部助教授。博士(商学)関西大学。主要業績に『ATT労務管理史論―「近代化」の事例分析―』(ミネルヴァ書房、1991年)、『AT&Tを創った人びと―企業労務のイノベーション―』(日本経済評論社、1996年)、『電話時代を拓いた女たち―交換手のアメリカ史―』(日本経済評論社、1998年)ほか
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感想・レビュー

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転天堂

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電信の日本における普及、電線を切る人々、電話官営論と民営論のせめぎ合い、囚人と坑夫管理のための電話導入、横柄な書生電話交換手とそのリストラ、明治のテレコムライフはまさにごった煮のパワーのせめぎ合いである。逓信総合博物館もなくなり、今こうした展示を一堂に見られないのが寂しい限りであり、スマホ時代における電信電話の地位低下とも言える。2024/03/05

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