渡辺輝雄経済学史著作集〈第３巻〉ケネー経済学研究（２）

渡辺 輝雄【著】

日本経済評論社（2000/12発売）

• サイズ A5判／ページ数 496p／高さ 22cm
• 商品コード 9784818812796
• NDC分類 331.2
• Cコード C3333

内容説明

重農主義研究の第一人者による終生を賭けたケネー『経済表』研究の決定版。

目次

第４篇　ボードー『経済表の解説』の研究（ボードーの生涯とその著作；ボードー『経済表の解説』の意義；ボードーの奢侈論）
第５篇　再生産論と資本蓄積論の源流（ケネーの「経済表」原表とそれが提起する二つの理論的問題；「経済表」原表の構想の形成とこの構想に潜む主要な矛盾；『農業哲学』における原表の新解説と「略表」の採用による原表の事実上の解消；略表の自立化と経済表の過渡的・中間的形態；奢侈論としての縮小ならびに拡大再生産論の崩壊と資本蓄積論の萌芽）
補論（ロナルド・Ｌ・ミークの「『経済表』の解釈」（紹介））