内容説明
近年、地域開発政策や地域発展計画は“環境破壊”をもたらすものとして国民の風当たりが強い。なぜそうなのか。欧米先進諸国と日本の地域開発計画を例示しながら、21世紀に向けてのあるべき「地域開発政策」のあり方を提示する。
目次
第1編 戦後の地域開発と環境をめぐる国際的な動向(戦後イタリアの地域格差と南部開発計画―国内地域政策と地域統合後の格差問題;戦後の低開発国開発理論と展開の背景―工業化と援助政策の意味;低開発国開発における2つの開発手法―均衡成長論と不均衡成長論;「持続可能な成長と開発」をめぐる国際的な動向―成長の限界と国連「環境会議」)
第2編 日本の地域開発計画と持続可能な地域社会の構築(戦後における地域開発政策の変遷と諸問題―全国総合開発計画の開発戦略を中心として;持続可能なエネルギー政策の可能性―原発に依存しないエネルギー政策を求めて;地域資源の保全と持続可能な開発への模索―岩手県一関市「文化邑」づくりから;持続可能な開発と環境保全との統合)
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