都市叢書<br> 森鴎外の都市論とその時代

都市叢書
森鴎外の都市論とその時代

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  • サイズ B6判/ページ数 276p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784818810617
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0036

内容説明

都市論の啓蒙家としての鴎外の知られざる側面に光をあて、留学先ドイツから帰国後、戦闘的な都市論を展開した鴎外とその時代を描く。

目次

文豪鴎外の都市論
第1部 鴎外とスラム改良(戯曲「市区改正痴人夢」;スラム改良と貧民追放の実態;「市区改正論略」と貧富分離論)
第2部 鴎外と東京市建築条例(東京市建築条例をめぐる建築家と鴎外;「屋制新議」とドイツ公衆衛生協会;建築規則をもてなかった明治の東京)
第3部 都市計画の誕生と鴎外(「新街造設ノ計画」、鴎外の都市計画論;都市計画胎動期の都市論と鴎外;都市計画の誕生と公衆衛生;鴎外の都市論のその時代への先駆性)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ahchan_plus

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レポートのために読了。文豪として名高い森鴎外の、先進的な都市計画への論点を紹介している。衛生学を修めた医師であったということは割と知られていると思うけれど、衛生学と都市計画が明治時代における疫病防止には重要な関連を持っていたことは新鮮な視点だった。鴎外の都市論は、欧米かぶれで日本の住宅事情を考慮できていないのではないか、と思ったら筆者も同じこと言ってた。文体は非常に読みづらい。2012/06/26

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