内容説明
嗜好品は、栄養価を気にせず好きに飲んだり食べたりする。もちろん口にしなくても生命に別条はない。「嗜好」品と呼ばれるゆえんである。だがこの嗜好品、じつに生活文化そのものなのである。嗜好品は「好み」が最優先されるがゆえに、メーカーの浮沈もめまぐるしい。消費者のニーズもますます多様化している。成熟期から未来模索への段階に入ったといわれる嗜好品を、昭和のなかで俯瞰する。
目次
第1編 ソフトドリンクの軌跡(憩いの飲料時代;混乱期の飲料模様;成長期のソフトドリンク;新飲料時代の到来;飲料群対決の時代)
第2編 菓子文化の進展と変遷(間食文化の形成;砂糖なしの時代;高度成長期から成熟時代へ)
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