内容説明
「食品の原状を失わずに保つこと」が保存食の基本である。かつてわれわれは、この食品を常に身近に確保し非常時に備えた。今日、食文化の変容は、この保存食を消滅の途に追いやり、冷蔵庫による、工場生産による添加物入り日持ち食品にとって代わりつつある。人間の血が通い、英知の結晶としての保存食。その変遷を改めて考える。
目次
プロローグ食料品店から食品が消えた
第1章 保存食とは何か
第2章 粗食時代の保存食
第3章 飽食時代の保存食
第4章 新しい低温食品の流れ
第5章 保存食未来考
「食品の原状を失わずに保つこと」が保存食の基本である。かつてわれわれは、この食品を常に身近に確保し非常時に備えた。今日、食文化の変容は、この保存食を消滅の途に追いやり、冷蔵庫による、工場生産による添加物入り日持ち食品にとって代わりつつある。人間の血が通い、英知の結晶としての保存食。その変遷を改めて考える。
プロローグ食料品店から食品が消えた
第1章 保存食とは何か
第2章 粗食時代の保存食
第3章 飽食時代の保存食
第4章 新しい低温食品の流れ
第5章 保存食未来考