内容説明
ユダヤ人も異邦人も一つ。パウロ思想の継承と発展。コロサイ書との関係と「多様性の中の一致」「光の子として歩む」等の独自性。現代を生きる私たちにとってエフェソ書が持つ意味を修辞学的批評によりテキストに問いかけて解釈していく。
目次
緒論(エフェソ;パウロ書簡・第二パウロ書簡・牧会書簡の関係;コロサイ書とエフェソ書の関係;エフェソ書の歴史的・修辞的背景;エフェソ書のテーマ ほか)
注解(始めの挨拶(1:1‐2):手紙の前書き
神称賛の祈り(1:3‐14):序論
感謝の祈り(1:15‐23):序論
恵みによる救い(2:1‐10):命題
ユダヤ人も異邦人も一つ(2:11‐22):命題 ほか)
著者等紹介
山田耕太[ヤマダコウタ]
1950年に東京で生まれる。千葉大学卒業、国際基督教大学大学院博士前期課程修了、イギリス・ダラム大学神学系大学院博士課程修了(Ph.D.)。専門は新約学。現在は、敬和学園大学長、日本新約学会会長、新潟居留地研究会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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