出版社内容情報
建御雷神(タケミカヅチノカミ)に頼まれ、建御名方神(タケミナカタノカミ)に会うために長野県の諏訪大社に行くことになった天と芽衣。途中、諏訪湖近くで沸くの温泉に入った芽衣は、湯に映ったヒトならざる自分の姿にショックを受ける。天を置いて一人、諏訪大社に向かった芽衣は、蛙の妖に出会う。なんとか逃げ出すと、そこに姫神が通りかかり…。
内容説明
建御雷神に、“ヒトに戻るための試練”として、建御名方神の様子を見に長野県の諏訪大社へ行くようにお願いされた芽衣。道中、温泉に入った芽衣は、湯に映った蝦蟇と化した自分の姿にショックを受ける。天を傷つけないために一人、諏訪大社に向かった芽衣は途中、蝦蟇の妖に囚われそうになる。そこに現れたのは、建御名方神の妻・ヤサカトメだった!大人気・神様小説シリーズ、最新作!
著者等紹介
竹村優希[タケムラユキ]
山口県出身。著書に「丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした」(角川文庫)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はにこ
43
今回も神様たちの問題解決。ガマになったり蜘蛛に襲われたり。ガマになったら天に嫌われるかもと思ったけど、杞憂でしたわ。どんな姿になっても分かるのね。愛が深いわぁ。あのあやかしさんは本当に芽依の味方なの?なんか心を許せないわ。前作のお犬さんが来てくれた蜘蛛の事件は嬉しかったなぁ。神様がどんどん味方になっていくw2023/10/02
hirune
42
芽衣って絶対亥年だよね!😅暴走しだすともう誰にも止められない。。天がいなければ多分今まで10回は死んでるよね。これじゃ天はおちおち具合が悪くもなれない…というのが第3章でわかります。あやかしになりかけちゃって人間に戻るため神様の御用人的活動をしている芽衣、今回も猛毒の蝦蟇に取り憑かれたり、毒蜘蛛の群に(シロが)襲われたり散々な目に遭ってます。今回は気持ち悪い系でしたね😱★2022/01/18
うまる
37
シリーズ8冊目。やはり進捗状況がわからないと、いつまでやんの~?って感じ。対峙する相手が違っても、主人公が暴走して、周りが助けてなんか一件落着ってのがワンパターンだし。毎度反省するくせに、全く成長が見られない所も飽きてきました。そもそもなんで人間が良いんだっけ。ずっと側にいるなら黒塚みたいになった方が良いと思うんだけどなぁ。積読だから次巻まで読むけど、これは5巻で終わりで良かったパターンかも。2022/05/17
陸抗
30
今回は、タケミカズチの依頼で諏訪大社へ。お手伝いの狐が居るにしても、しょっちゅう出掛けちゃって宿の方は大丈夫かしら。芽衣が蝦蟇にされたり毒グモが襲ってきたりと、芽衣自身の無力さをあぶり出すような悲劇ばかり。今まで助けた神様が恩返しに来てくれたのはありがたい半面、天もかなりのダメージ受けてたのでそろそろ自重しようね。因幡に諭されて落ち込んでたから、よっぽど堪えたとは思うけど。芽衣の体がどうなったかは、あまり進展が無かった。2021/10/29
葵@晴読雨読
27
面白くて一気読み!芽依が人にもどる為の数々の試練。乗り越えていく芽依。そこにはいつも天がいた。今後芽依と天はどう生きていくんだろう。続きが気になります。2020/10/17