内容説明
苦しみを信仰へと引き出す挑戦!「哀しみの歌」は、ただ神の沈黙に直面し、人が語り出そうとしてもがく歌である。私たちは、詩歌中に登場する苦しむ民に感情移入し、孤独、見捨てられること、挫折と祈りに共感するよう招かれている。
目次
哀歌 緒論(書名と正典における位置;文学的特徴;著者、構成年代、場所;私的使用か、公的使用か?;神学;テクストと釈義;内容のアウトライン)
哀歌 注解(慰めはない(1:1‐22)
怒りに飲み込まれる(2:1‐22)
希望の人、絶望の人(3:1‐66)
通りで(4:1‐22)
不名誉と疑い(5:1‐22))
著者等紹介
渡邊さゆり[ワタナベサユリ]
大阪生まれ。関西学院大学神学部神学研究科博士課程後期課程単位取得退学。ヘブライ語聖書学専攻。日本バプテスト同盟神戸西伝道所、曽根キリスト教会にて牧会。現在、彰栄学園宗教主任、日本バプテスト同盟駒込平和教会牧師、マイノリティ宣教センター共同主事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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