出版社内容情報
幸せな家庭生活をおくる売れっ子作家が外出先から戻ると、自分と瓜ふたつの男が待っていた。そこから悪夢が……。 解説・瀬名秀明
内容説明
自分とそっくりの顔、そっくりの声。撃たれてもすぐに立ち上がり、どこへ逃げても追ってくる。こいつはいったい何者だ?自作のミステリーさながらの出来事を誰も信じてくれない。やつは妻と娘たちを我がものにしようとしているのに!マーティと“片割れ”の「人生」をかけた死闘が始まった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ribes triste
9
自分と瓜二つの殺し屋の正体は?今回はそうきたかと、嬉しいやっぱりね。最後まで面白かったです。2017/05/06
ダークスター
9
面白かったです。。読むまでは、どうなのかと思ったんですが、とても読みやすかった。他の作品も読んでみたいと思います。シャーロットとエミリーの会話には、思わず頬が緩んでしまいました。2016/07/11
ホレイシア
8
大分クーンツ作品に慣れてきて、先が読めるかと思ったが、まったくダメだった(笑)。2009/01/06
井戸端アンジェリか
7
ふーん、ターミネーターじゃなかったけど近かったな。もっとゲーっな結末を希望していた私は<ネットワーク>側の性格なんだろうか。 でもちょっとだけ片割れが哀れだった。クソ願望は別として、もしも初期に上手く入れ換われたとしたら、゛人生゛を持てたんだろうか。2014/05/04
AMBER
5
下巻はじめ辺りから、やっぱりねぇ~思っていた通りだなぁ~と何となく予想通り、でも組織のカールの行動は思いとは裏腹に超~イイ人ぢゃないと!って想定外の人物だった。なんだか変わった人だし、組織に染まってないなぁ~って考えていたら結論がこれだから納得。それにしても二人のカワイイレディーの会話は素敵。なんともチャーミングで時々笑ってしまった。近未来、どこかで自分そっくりな人にあったらまず、この物語を思い出すだろう。2013/10/14